あなたの頭を英語脳に!


みなさん、よく英語を英語で学ぶ。英語で理解する。

などの宣伝、キャッチコピーを耳に目にしたことはありませんか?

(当教室も使っていますが、、、、)

それでは、実際に英語を英語のまま学び、理解するということはどういうことでしょうか。

Thank youと言われた時に、頭の中で「ありがとう」という言葉を思い浮かべることなく、

Thank youのままで理解する、ということですよね。

結論から言うと英語を使いこなすためには英語を英語のままで理解するのは必須です。

そして、それは知識というよりは一種の慣れですので、反復練習による慣れが必要になります。

それは、スポーツなどと同じで、いくら数をこなしても、

それが正しい方法でなければその効果は期待できません。

ですので、まずは英語を英語のまま学び、理解するとは

どういうことなのかをしっかりと理解しておく必要があります。

 

大前提として重要なのは、「英語を英語のまま理解する」ということと

「英語でものを考える」ということは違うということです。

まず始めに、あなたは日本語を日本語として理解していますか?

あなたが何か日本語を耳にしたり目にする時、それを理解するのに別の日本語が必要でしょうか?

例えば、「ねぇねぇ、焼肉食べに行かない?」と言われたとします。

この時に、この言葉を理解するのに他の日本語を介して理解しているでしょうか?

おそらくそんなことはないはずです。

焼肉とは牛の肉を網の上で焼いて食べる料理や

食べるとは口から食物を摂取することだとか考えたりはせず、即座に理解できるはずです。

例えば「蓋然性」(がいぜんせい)のような抽象的であまり使い慣れない言葉の場合、

慣れないと頭の中で「可能性」のような知っている言葉に置き換えたり、

前後の文脈などから意味を推測したりもします。

後者の場合はやはりそのプロセス自体に日本語を使っていませんし、

前者の場合についてもあくまで使い慣れない言葉でそうしているだけで、

蓋然性という言葉から意味をイメージできるようになれば、

「可能性」という言葉は介在しなくなります。

このように言われたことをそのままに理解することを

「日本語を日本語のまま理解する」というのです。

それに対して、「日本語でものを考える」というのは

「今日は何をしようかな」とか、先ほどの焼肉の例で言えば

「まいったな、今日、焼肉の気分じゃないんだよな、断ろう」と

何かしらを自分自身の意思で考える際に日本語を使って考える、ということです。

英語だと私たち日本人にはイメージがわきにくいのでごっちゃになりやすいのですが、

この二つは明確に違うということをまずは認識すべきだと思います。

 

上記の日本語の例をふまえると、英語を英語のまま理解する、ということは

英語を耳や目から取り入れて理解する際にそのまま理解する、ということです。

決して英語に対して英語で考える、ということではありません。

そうではなく、日本語を使わないで、理解するということです。

つまり、英語⇒イメージのようなもの⇒理解、ということです。

このように英語をそのままに理解することを一般的に「英語脳」といったりしますが、
それはもう少し突っ込んで言うと、このようにイメージのようなものを媒体にして理解するような
脳の回路、ということになります。

ですので、この記事の最初で「英語を英語のまま理解することは必須」といいましたが、
それはつまり日本語を介さずにイメージのようなものを介して英語を理解するのは必須と言い換える事ができます。

私たち日本人は普通、大人になればすでに脳が日本語で固まっていますし、

子供ほど柔軟な脳でもなければ、ネイティブの子供の親のように

あなたの間違いを何十回も根気強く直してくれる人はおそらくいないと思います。

ですが、逆に大人がネイティブを含めた子供よりも圧倒的に有利なものもあります。

 

それは論理力理解力思考力です。

 

英語を英語のまま理解するためのプロセスとしては以下のようになります。

1.英語の知識(英文法、単語、言い回し等)を理解する。
2.英語を逐語訳せずに英語のまま理解できるようにする。

いずれにせよ、まずは、今、自分がやっているのは何を目的としているのかを

明確にしておくことがどの学習でも重要なのではないかと思います。

結局、英語脳になるには何をすればいいのか?

まず重要なのは、英語を英語のまま理解できるようになるのは

あなたがすでに知識としては知っていることだけだということです。

ない知識は定着しようがありません。

その上で、英語の回路を定着させるための学習と

知識を吸収するための学習を並行して進めていくのがよいのではないかと思います。

なんとなくでもイメージしているのと、ただやみくもに実践しているだけでは
やはりその効果は変わってきます。

実は中学の英文法の範囲が、英語のままで理解できるようになれば、

日常会話のほとんどをカバーできてしまいますし、

それ以上に難しい語法なども、それほど苦労することなく理解できるようになります。

一日、どの程度学習するかにもよりますが、早ければ数日~数週間で違いを実感できるかと思います。

当教室では、英語を英語のまま理解するための4つの方法を

説明している説明会を実施しております。

ご興味ある方は、お気軽にお問い合わせください。

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